Concept
弊社の高気密・高断熱住宅の技術は、平成5年までさかのぼります。
当時、私(山下 勇)はある建設会社に勤めていました。
北海道に、「FFストーブ1台で家全体が暖房できる家」があると知り、その道の大家である室蘭工業大学の鎌手教授に連絡を取り、ご教授頂きました。その後資料を取り寄せ、2年間に渡り高気密・高断熱住宅の勉強をしました。
勤務先の社長に高気密・高断熱住宅を提案しましたが、あえなく却下されました。それなら自分の家を高気密・高断熱仕様で建てようと思い立ちました。
周りの方々に「本当に大丈夫か?」と言われ、反対されながらも自信を持って建てました。
こうして、飛騨地区では初の外断熱工法による高気密・高断熱住宅ができました。
その後独立し、株式会社エイチアンドシーを立ち上げました。
その後、いろいろな工法を試し試行錯誤の結果、一番性能が高くコストも抑えられる現在の工法に至っています。
H&CとはHealthy(健康)& Comfortable(快適)からきており、その名のとおり一年中健康で、快適な住宅づくりのために日夜努力しております。
取締役会長 一級建築士 山下 勇
フランス料理のような家
リビングは○○帖以上!床面積は○○坪以上!収納はとにかく沢山!など、家に対する要望を良く聞きます。しかし、ホントにボリュームが大きい家がいい家なのか?
大切なのは大きさでは無く空間だと思います。
家族でワイワイ騒げる空間、一人で趣味を楽しめる空間、楽しく料理ができる空間。勉強に集中できる空間。
大きくなくても良い空間は造れます。廊下など無駄な部分を省き、コンパクトに良い空間を作る。
コストが限られているなか、どのようにいい家を造るか。同じ仕様の家ならばコンパクトになれば、コストが下がります。下がった分工業製品や新建材に囲まれた家より、自然素材や木に囲まれた家の方がゆたかな空間になると思います。
食べ放題のような、量や大きさを求める家より、フランス料理のようなコンパクトでもクオリティの高い家。
そして、子供や孫の世代まで住み継がれていける、耐久性や快適性と愛着がわく家を造っていけたら良いと考えております。
代表取締役 一級建築士 山下 真之介